せっかく独自ドメインを契約したので、そのドメインでメールを使ってみたい。
VPS上にnginx+WordPressの構築環境で
しかし、レンタルサーバーであれば無料ですぐ使えるけどVPSの環境だと自分で新たに契約するかVPS上にメールサーバーを構築するしか方法はないのです。(め、めんどくさいw)
そして、残念な事に無料で使えるメールサーバーは今はほぼ存在していない・・・
そこで格安で使えるメールサーバーを調べてみましたので、どのようなサービスがあるのか比較検討していきます。
更に私が実際に使う事にしたメールサーバーZoho mailの設定内容もご紹介します。ご参考まで!
メールサーバー比較
まずは格安で、安全に活用出来るサービスを見ていきましょう!
ざっくり年間1,440円〜2,400円前後で使えます。そこまで高くはないので許容範囲でしょうか?
Zoho mailとXREA Mail&Backupが最安。
※XREAはGMOが運営しているレンタルサーバーでなんと、WordPressも独自ドメインメールも運用出来るXREA Free(無料)プランなるものがあります!広告が表示されてかつ容量10GBだけど凄いですね。
- ロリポップ!エコノミー(12ヶ月支払い月額換算・198円)
- ConoHa VPS メールサーバー(月額・605円)
- ムームーメール(年額・2,350円)
- さくらのメールボックス(12ヶ月支払い月額換算・165円)
- お名前メール エコノミー(12ヶ月支払い月額換算・177円)
- XREA Mail&Backup(年額・1,267円)
- Zoho mail(12ヶ月支払い月額換算・120円)
そして、次に完全無料で使いたい場合の方法についても調べてみました。
どんな方法があるんでしょうか?
- 外部の無料転送サービス(Cloudflareなど)とGmailを組み合わせる
- 自分でVPS上にメールサーバーを構築する(難易度高+セキュリティリスク高)
VPS上にメールサーバーを自分で構築するには、かなりスキルが必要そうです。
迷惑メール対策もですが、メール送信してくれたお客様に迷惑がかかりそうな運用は絶対避けたいので設定すべきセキュリティ対策が多い。知識がないとかなり危険・・
なので実質一択で、Gmailなどへメール転送で利用するのが現実的。
私が使う事にしたメールサーバーZoho Mail
学習も兼ねてメールサーバーを構築してセキリティ対策などやっていこうと思ったけど、やはりリスクが高い。(ちょっと気分乗らないし)
なのでメールサーバーの格安を契約しようかなと思いましたが、よくよく調べてみるとZoho mailが無料で使えると発見!

Zoho mail見てみたら、記憶にないけど10年前に登録していた自分のアカウントあって永久無料プラン使えるっぽい!w
全く覚えてはいないのですが、どうもかなり昔Zoho mailに登録していた痕跡がありました。
かつまだ登録時のメールアドレスは生きている。パスワードリセットして内容見ていたら無料で使えるらしい。
今は有料プランしかないのですが、以前登録していたアカウントは無料で使えるようなのでもし過去に登録していた可能性があれば確認してみましょう。有料でも安いのでOK。
(結局ContactフォームでSMTPを使うために、有料プランMailライト プラン1,440円/年 に登録)

Zoho mailで独自ドメインメールアドレスを使うための手順
ここからはZohoを実際に使ってみようと思っている方にその設定方法、手順をご紹介していきます。
簡単ですがDNSや迷惑メール対策が必要なので、間違いがないよう登録していきましょう。
Zoho Mailへのドメイン追加と認証
まずZoho Mailに独自ドメインを登録し、所有者であることを証明します。
- Zoho Mailの管理コンソールにログインし、左側のメニューから「ドメイン」を選択
- 「ドメインの追加」をクリックし、使用したい独自ドメイン名(例:
domain.com)を入力して追加 - ドメイン追加後、ドメイン所有者の認証を求められます。認証方法は主に3つ
- TXTレコードを追加する(推奨)
- CNAMEレコードを追加する
- Zoho指定のHTMLファイルをウェブサイトにアップロードする
最も一般的なのはTXTレコードによる認証です。Zohoが発行する認証コードをコピーし、ドメイン管理サービスのDNS設定画面でTXTレコードとして追加します。
※VPS契約している場合は、VPS側のDNS設定です。
※DNS管理サービスによっては@ではなくドメイン名を省略して空欄、またはdomain.comと入力が必要な場合があります。仕様に従って設定してください。
- ホスト名またはサブドメイン欄に
@または空欄を入力 - 値または内容欄に、Zohoからコピーした認証コードをペースト
- レコードを保存
DNS情報がインターネット上に反映されるまでには時間がかかるのでしばらく待ちます(数分から数時間)。
しばらく待ってから、Zoho Mailの画面に戻り「認証」をクリックします。
認証が完了すれば、次のステップへ↓
メール送受信のためのDNS設定
ドメイン認証が完了したら、Zoho Mailでメールの送受信ができるようにMXレコード、SPFレコード、DKIMレコードの3つのDNSレコードを設定します。
これらの設定も、契約しているVPSのDNS設定画面で行います。
まずレコードを確認するために先程と同じようにコンソール画面、ドメインからメール設定を開きます。そこにそれぞれのレコードが表示されています。

- MXレコード (Mail eXchanger)
- メールをどこに届けるかを指示するレコード
- 既存のMXレコードがある場合はすべて削除
- Zohoが指定する3つのMXレコードを、指定された優先度(priority)で追加
- 例:
mx.zoho.com(Priority 10) - 例:
mx2.zoho.com(Priority 20) - 例:
mx3.zoho.com(Priority 50)
- 例:
- 優先度(priority)は数字が小さいほど優先されます
- SPFレコード (Sender Policy Framework)
- 正規の送信元サーバはどれかを証明するレコードでなりすましメールの防止
- TXTレコードとして追加
- ホスト名またはサブドメイン欄に
@または空欄を入力 - 値または内容欄に、Zohoが指定する文字列(通常は
v=spf1 include:zoho.com ~all)を入力
- DKIMレコード (DomainKeys Identified Mail)
- メールが改ざんされていないかを証明するレコードで電子署名のような役割
- Zoho Mailの管理コンソールでDKIMを有効化すると、
zohomail._domainkeyのようなホスト名と、長いTXT値が生成 - この情報をTXTレコードとしてVPS(ドメイン管理サービス)のDNSに登録
以上でレコード設定が完了し、DNSが浸透すれば独自ドメインのメールアドレス(info@domain.comなど)でZoho Mailを利用できるようになりました!
設定後、Zoho Mail管理コンソールで各レコードの認証状態を確認し、すべてが緑色のチェックマークになれば完了です。
反映確認
設定が問題なく出来ているのか、設定のところから認証ボタンを押して確認します。
自動で検出されることもありますが、確実に反映を確認するため認証ボタンを押すのが安全です。
確認方法
1. Zoho Mailでチェック:
• Zoho Mailにログイン > 設定 > ドメイン設定
• Zoho Maiのドメイン設定から認証ボタン押してMX、SPF、DKIM認証ができれば次はテスト
送受信メールテスト送信してスパムフォルダ入らないか確認します。
問題なく送受信出来たら完璧。
Zoho Mailの通知機能
Zoho Mailでは、メール到着時の通知をブラウザやアプリで受け取れます。転送や外部ソフトを使わなくても、これで十分に通知が可能です。
デスクトップ通知
• Zoho Mailにログイン > 右上の設定 > 通知 > デスクトップ通知をオン
• ブラウザ(Chrome、Firefox、Operaなど)でmail.zoho.comの通知を許可
• 新着メールが届くとブラウザの通知ポップアップが表示され、音声通知も設定可能
まとめ
独自ドメインのメール設定は、最初はDNSや認証など少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし一度きちんと設定しておけばZoho Mailは広告もなく、安定して使える信頼性の高いメール環境になります。
何より非常にリーズナブル!
とくにビジネス用途では無料ドメインよりも、独自ドメインのメールを使うだけで信頼度がぐっと上がりますしメリットは大きいです。
ぜひメールサーバー悩んだ時はZoho Mailを検討してみてください。

