30代女性はどんな転職活動で成功したのか？

こんにちは。未経験エンジニアの転職成功して現在奮闘中のLyn（リン）でございます。

私は30代後半で、正直無理かも・・？と思われる年齢からの未経験エンジニア転職に挑戦しました。

この記事では、私が実際にどのように転職活動を進め、学習や準備を行って転職成功したのかを振り返ってみます。

同じように、30代後半で未経験だけどエンジニアになりたいと思っている方にとって、少しでも参考になればと思います。

30代後半・未経験での転職は本当に可能？

一般的な難易度と無理だと言われる理由

未経験からエンジニアに転職するハードルは、正直かなり高いでしょう！

これは私自身が実際に、数多くの書類選考に落ちて実感しました。なんせ30代後半で異業種からの未経験転職ですからね・・・（マネジメント・管理職経験もないし）

特に30代後半にもなると、即戦力を求められるので企業側は若手人材を優先する傾向が強くなります。

しかし、結論から言うと、私自身が正社員（退職金制度やDCあり、ボーナス年2回、有休もちろん使えるので福利厚生厚め）として転職成功したので、30代後半でも未経験からエンジニア転職は可能と言えるでしょう。

もちろん簡単ではありませんでしたが、準備と戦略を立てればチャンスは十分あると思います。

そんな私が一体どんな戦略で進めていったのか？

私の転職活動

元々趣味の範囲でHTML、CSSは触ったり書籍を読んだりしている程度。なのである程度IT用語や基礎知識はあるかなと思います。しかしプログラミング言語については0スタート。

フルスタックエンジニアとは？バックエンドとは具体的にナニソレ？状態。ここからスタートです。

自己理解と職業適性の確認

30代後半で未経験からエンジニア転職に挑戦するにあたり、まず私が取り組んだのは自己理解と職業適性の確認。

「いやーエンジニアに憧れはあるんだけど、本当に自分にエンジニアの適性があるのかしら？」という不安があったので、最初の一歩として職業適性テストを受けてみました。

テストを通して自分が何に興味を持ち、どんな作業が得意かを客観的に整理することができます。

今はWebでたくさんの適性テストがあるので、自分にあったものを2種くらいは受けてみるのが良いと思います。

結果は、私にはエンジニアとして必要な論理的思考や課題解決の適性があると分かり、自信を持って学習に取り組もうと決断することができました！

学習のモチベーションを維持するためにも非常にオススメです♪

自己理解プログラムについては書籍も販売しているので、ハードルが高い場合はこちらもオススメ！

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職業訓練でプログラミング学習

次に、6ヶ月間の職業訓練で基礎を固めました。

訓練内容は主にバックエンド周りですが、ウェブデザイン、データベース、ソフトウェア開発といった幅広く浅く学ぶ自学に近いスタイル。

最初に面接があるので、落ちる方も意外と多いようなので重要ポイントです！

職業訓練側からすると、入校したのなら学んでしっかり修了後には就職して欲しい。かつ雇用保険加入して3ヶ月はちゃんと働いて欲しいと思っているよう。

これが職業訓練校の成果になるので真っ当です。

なのでいかに自分がやる気があるか、万が一エンジニア転職だめでも選択肢として考えている職種や次のリスクヘッジ考えている、安心してくださいといったアピールはとても効果的だと思います。熱意ある人を応援したくなるのは人の性・・ぜひ熱意を伝えましょう！

しかし、転職を本気で成功させるには職種訓練の講座だけでは不十分ですｗｗ

なので入校したらすぐにでも自主学習を組み合わせて、よりしっかりと学ぶことが必須です。

同時に入校した誰よりも自分が1番行動して学んでいる、質問を投げかけて講師と建設的な会話が出来ていると思えるくらいになるべきです。（少なくとも私は誰よりも先に進んで学び、他の人がやっていなさそうな事や質問も投げていたと自負しています。それでも足りなかったかなと。）

自主学習では実際にWebアプリを手探りで作ったり、エンジニア関連の書籍やUdemyを読み漁ったり、毎日サイトを使って学習の習慣化したり、ウェブアプリを数個デプロイまで行ったりして、訓練で学んだ知識を実践に落とし込みました。

IT関係の書籍も何冊も借りたり買ったりで読み込んだり、Udemyで講座を買ったり、実際にIT関係の資格を取得したりして目に見える成果もあるとよりアピールもしやすいです。

これで金を稼ぐなら？お客さんは誰？マネタイズ方法は？

ここを意識して学ぶ事によって自分のやる気が維持される気がします。人それぞれなのでやる気が上がりそうな目標設定や理由付けを考えてみましょう。

さすがに実際にDB組み込んで動作するWebアプリのデプロイを何個もした訓練生はいなかったようなので、行動力や量を褒められるほどの取り組みだったようです。（素直に嬉しいｗ）

重要なのは、他人と比べて安心するのではなく自分の成長として取り組むこと。（実際に職業訓練を経て、エンジニア転職成功出来る人は実績としては2割もいないらしい！）

焦らず少しずつでも深く学ぶ姿勢が、自走力を身につける鍵になると感じました。

※無職なので節約のため有料プランは数カ月だけで割り切って利用。基本は無料プランや無料サイトを複数活用します。codecademyは無料サイトの中では、感動レベル！

ポートフォリオ作成

職業訓練の2ヶ月目に、ポートフォリオ作成を始めました。

未経験であっても、少しでも戦える材料としてポートフォリオは用意しておくことをオススメします。Webデザイナー以外は不要派がおりますが、それでも作った成果物を見せることは有効だと感じました。

私の場合は、ポートフォリオを掲載するHTMLサイトを作り、GitHubにアプリをコミットし、実際に海外サービス先にデプロイして運用まで行いました。

0から作り上げる経験は本当に大変でエラー続きでしたが、自分で調べて作り、AIも活用して、運用までできるという自走力のアピールになります。

面接で必ず見てもらえるとは限りませんが、ポートフォリオは自分の実力確認にもなるので、常にアップデートして最高のものを目指すことが大切です。

履歴書・職務経歴書のブラッシュアップ

ポートフォリオと並行して、履歴書・職務経歴書を何度もブラッシュアップしました。

職業訓練の就職支援講師、現役エンジニア、転職エージェントなどに相談し、改善提案をもらうことで精度を高めます。（途中めんどくさくなるけど、、）

ただし、意見は人によってバラバラなのですべてを鵜呑みにするのではなく、自分なりの判断基準を持たないと振り回されます！

実際に職業訓練の就職支援の講師からは、もっと学んでいる事やスキルを書くべきだと言われて3ページ程になりました。

逆に転職エージェントの人からは長すぎて誰も見ないっすよ！1ページか長くても2ページ以内にまとめるべきと言われたり・・

学習の進捗やポートフォリオの内容に合わせて随時修正します。何パターンか用意して職種や企業に合わせてその都度志望動機もちゃんと変えていく事は重要です。

内定までの道のり

最後、いよいよ職業訓練で半分ほど経過したら転職活動をスタートさせます。

最後の月では遅すぎるので早めの行動が吉！

適性テストで自分にマッチしている職種がわかりましたね？ポートフォリオも作って職務経歴書もバッチリ準備済みと想定しましょう。

私は下記サイトやサービスを使って企業へ応募を開始しました。

もっと絞っても良いでしょうが、全く違いが分からなかったのと一度使ってから合うサービスを決めたかったので手を出しすぎましたｗ

結果、30代未経験はエージェント利用難しいので、自分で探す方法が一番マッチしていると感じます。

受けた企業の数と選考結果

最初の頃は書類通過率も高くはありませんでしたが、20〜30社ほど応募する中で、自分が刺さりやすい企業が徐々に分かってきます。

私の場合は未経験の職業訓練で学んだスキルではなく、職歴と関連する経験についてかろうじて興味を持っていただけたイメージ。

• 応募：約150社
• 書類通過：8社
• 面接まで進んだ企業：7社（1社お断り）
• 内定：2社

未経験では書類通過率が低くて当たり前なので、どんだけ落ちても諦めないこと。

これが一番大切です。モチベーションを下げないで淡々と行動して、ブラッシュアップしていく気持ち。

求人サイト応募からでも面接出来ましたが、一番反応がいいのは企業のホームページから直接応募です。これは真剣度が伝わるのでかなり好感触！かつ企業側に採用した時の費用が発生しないから求人サイト経由より面接や採用がしやすいよう。

なので気になる企業が見つかったらぜひホームページも確認してみましょう。求人募集中であればそこから応募へ進んでみてください。

面接練習で対策もしておく

私はYouTube動画を活用し、一人模擬面接を何度か行いましたｗ

面接練習は“慣れの問題”が大きいので、1回でもやると本番の緊張感がぐっと下がります。

さらに、まずは希望度が低めの企業で練習を積む

いきなり第一志望の書類選考に通ってしまい、ぶっつけ本番で面接に挑むのはリスクが高いです。

まずは練習として、興味はあるけど優先度は低めの企業から受け始めるのが優しい初め方。

失礼といえば失礼だけど、同時進行で進めていけば内定決まったところから選択すればいいですし。どうしても入りたくない企業は最初から応募しないことが大事。

面接では

• 面接の空気感を知る
• 受け答えの感覚をつかむ
• 自分の強みと弱点を見つける

何度か失敗しておくと、第一志望の面接に万全の状態で臨めます。

面接の反応を検証 → 改善点をブラッシュアップ

面接のたびに、

• どこで詰まったか
• どんな質問が深掘りされたか
• 相手の反応が良かった回答はどれか

をメモに残し、返答や経歴書を改善していきました。

途中から面接も緊張しなくなり、自分らしく話せるようになったかなと思います。

やはり練習に勝るものはないので、何度もやって本気度を伝えられるようになるのが良いです。

まとめ

実際に働いてからの感想は関連記事の下記からご覧いただけます。素直な気持ち表明。

2025-11-09 【未経験エンジニア3ヶ月目振り返り】仕事はどんな感じ？

30代未経験でエンジニアを目指すにはこの位しましたし、まだまだ勉強は足りていなかったかもしれません。（実際は働いてから学ぶのが一番効率的なんでしょうが、未経験だとその働く自体が難しいので卵が先か鶏が先か論に・・・）

そして、最終的には自信を持って志望度高い企業に臨みましたが書類選考も面接も全滅ｗ

志望はちょっと低いけど、応募していたIT企業2社から内定を得て、1社に決めて転職に至ります。

思い描いた理想とは違うけど、与えられた機会の中で頑張っています。